Netflix『オリオンと暗闇』の評価とネタバレ感想!最後まで面白いのかつまらないのかみんなの評判は?

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Netflix『オリオンと暗闇』の評価とネタバレ感想!最後まで面白いのかつまらないのかみんなの評判は?

Netflixオリジナルアニメ『オリオンと暗闇』を実際に観た感想を述べ、作品の評価をさせていただきます!

面白いのか・面白くないのか、視聴した人はどんな感想や評判なのかも気になるので調査しましたよ。

この記事の内容
  • 『オリオンと暗闇』の評価
  • オリオンと暗闇』を観たネタバレ感想!つまらない?面白い?
  • オリオンと暗闇』のみんなの口コミや評判

原作は『Orion and the Dark』という絵本です。

想像力豊かでなにもかもを怖がってしまうオリオンと、コンプレックスを抱える暗闇。オリオンの1番怖い『暗闇』と、恐怖を克服していく友情物語です。

ウラン

Darkがテーマですが、とっても心温まる明るい作品でした!ラストシーンが良かったですよ!

もくじ

Netflixアニメ『オリオンと暗闇』のネタバレ感想と評価レビュー

当サイトの評価 3.5

Netflixオリジナルアニメ『オリオンと暗闇』を見た率直な感想は、心に寄り添える優しい作品だなと思いました。

暗闇の抱えるコンプレックスは大人の方が刺さるかもしれません。

心がほっこりするようなラストと、オリオンの成長が描かれたエンドロールは、見終わった後に心地よい気持ちになります。

親が子に聞かせる寝物語かと思っていたのですが、途中から参戦してきた人物に少し混乱しました

個人的な感想は以下です。

面白かった点
  • 画面が可愛く、綺麗でワクワク
  • 暗闇のコンプレックスに考えさせられました
  • 優しさに包まれるようなラストにほっこり
いまいちだった点
  • オリオンの娘や孫が出てきて難しい

上から順に1つずつ感想を述べていきますね!

画面が可愛くて綺麗でワクワク

建物などの背景が絵本みたいで、良い意味で平たく2次元っぽくて可愛らしい!

オリオンの怖いものリストが、子供の描いたような絵で動いているのも良かったです。

原作は未読ですが、絵本の良いところを残しつつ映像化したような印象でした。

ウラン

色合いもくすみ系で、優しい感じがして好き!

それとは逆に、暗闇に浮かぶ光の再現度が高く本当に綺麗で、「映画館で上映するべきでは!!」と強く思いました。

暗闇が怖い少年が、暗闇の化身と冒険するストーリーなので、大半が夜です。

花火や街の明かりなどの人口の光、月や星などの自然の光、夜を楽しむ光が存分に登場して見ごたえ抜群でした。

暗闇の他に『睡眠』『眠れず』『不思議な雑音』『静寂』『甘い夢』の5種類の化身が登場します。

その中でも『甘い夢』のデザインは、ピンクとブルーが混ざり合う宇宙のようで、クラゲのようにふわふわとした体が美しいです

ウラン

絵本のような絵に、明暗の使い方が素晴らしい!

暗闇のコンプレックスに考えさせられました

存在自体が恐怖の対象となり、嫌われている自分にコンプレックスを抱える暗闇。

人間とは1番遠い存在の『暗闇』を具現化したキャラクターですが、その悩みはある意味で1番人間らしいと思いました。

「勝手なイメージで嫌われ、攻撃されて!俺だって傷つくよ・・・」と訴える暗闇の姿は、可哀そうでした。

暗闇の悩みは大人の方が身に覚えがあったり、ドキッとするかもしれません。

イメージや噂だけでその人を判断し、実際に知りもしないのに知ったつもりになってしまう。

ウラン

私も普段の行いや考え方を振り返りました。

最後の暗闇の「人からどう見られてるかって自分への影響大だからな」セリフも印象的でした。

暗闇が1番嫌いなオリオンと、そのイメージのせいで大勢から嫌われ者になってしまう暗闇。

暗闇が消え夜がこない世界では、太陽が疎まれ、「やはり光と影は両方とも必要なんだ!」と終点を迎えます。

なくなって気付き、手のひらを反すような態度は、傲慢で自分勝手な人間の本質を捉えているようでした。

近年、SNSなどの誹謗中傷が問題になっていますが、正にその問題の原点ではないかと思います。

優しさに包まれるようなラストにほっこり

怖がりオリオンの冒険物語だと思っていたものは、親から子へ受け継がれた物語でした。

ラストでは、子供オリオンと同い年だったヒュパティアも母親になり、オリオンはおじいちゃんに。

オリオンからヒュパティアへ、ヒュパティアからティコへ語り継がれ、その度子供が続きを考え完成させた物語だと分かります。

ただの成長物語ではなく、家族の絆や愛が描かれており、まさかの展開びっくりしました!

怖がりオリオンが片想いをしていた相手、サリーがおばあちゃんとして登場。

2人仲良く寄り添いながら、星空を眺めているシーンから、子供の頃のオリオンとサリーがプラネタリウムで横に並んでいるシーンへと変わります。

ウラン

この終わり方が、お洒落で心がじんわりと温かくなり、大好きなラストでした!

エンドロールでは、子供オリオンが作っていた怖いものリストと同じ描写で、成長し怖かったことが出来るようになったオリオンが描かれています。

子どもの急成長する心に、そっと寄り添ってくれるような優しい作品でした!

オリオンの娘や孫が出てきて難しい

ストーリーとしては意外性が有り、大切なメッセージ性を感じられるのですが、最初は話の急展開に困惑しました。

大人オリオンが「この話の続きは分からないんだ」と急に物語を放棄し、続きをヒュパティアが作り始め、子供オリオンの目の前にヒュパティア登場。

ウラン

始めは「なぜ父親の子供の頃に娘が登場⁉」と混乱しました。

本来いた時代に戻れないヒュパティアを助けに、タイムマシーンに乗ったティコと言う少年が怪物と一緒に現れます。

すぐにヒュパティアの息子だということが分かりましたが、いきなり現れたSFに戸惑いが隠せませんでした。

最後には、親から子へ受け繋がれ完成されるストーリーだと理解出来ましたが、後半での急展開に困惑しました。

いきなりSFを突っ込みストーリー性をガラッと変えてきたあたり、時代の流れや話し手の交代を分かりやすくするためだったとは思います。

私は、その前までの雰囲気がとっても好きだったので、いきなりそれに合わないSFが入り込んできたのは、少し残念でした。

ウラン

絵本が原作の子供向けアニメに、ツッコミを入れてもしょうがないことは分かってはいるんですがね・・・

Netflix『オリオンと暗闇』のみんなの感想・評判

Netflixアニメ『オリオンと暗闇』を見た世の中の人たちはどんな感想を持ったのか、感想や評判を紹介していきたいと思います。

本作は、面白いなどのポジティブな感想が圧倒的で、マイナスな感想がなかったため、ポジティブな感想のみ紹介していきます!

面白い!という口コミ感想

大人にも見てほしい

ウラン

大人の心に優しさと潤いを与えてくれる作品です。

終わり方が良!

ウラン

ストーリーは勿論のこと、ラストまでしっかりと美しい!

ただの子供向けおとぎ話ではない

ウラン

この仕掛けは大人の方が刺さるかも・・・とりあえず観て!!

感想・評価のまとめ

以上が、Netflixアニメ『オリオンと暗闇』の評価とネタバレ感想でした。

心温まる優しさいっぱいの雰囲気で、是非どの年代の方にも見てほしいです。

絵柄が可愛く光の描写も美しいので、画面を見ているだけでも飽きないと思います!

子供向けアニメーションだとわりきると、絵本を読んでいる感覚で見れる作品です。

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