『お別れホスピタル』実写ドラマの評価とネタバレ感想!つまらない面白いみんなの評判や最終回の結末は?

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『お別れホスピタル』実写ドラマの評価とネタバレ感想!つまらない面白いみんなの評判や最終回の結末は?

『お別れホスピタル』を実際に観た感想を述べ、作品の評価をさせていただきます!

面白いのか・面白くないのか、視聴した人はどんな感想や評判なのかも気になるので調査しましたよ。

この記事の内容
  • 『お別れホスピタル』の評価
  • 『お別れホスピタル』を観たネタバレ感想レビュー!
  • 『お別れホスピタル』のみんなの口コミや評判!つまらない?面白い?

『お別れホスピタル』は、療養病棟を舞台に患者さんや看護師たちの日々を描いた作品です。

たった4話しかないドラマですが、内容はギッシリ詰まっていて生死について考え、葛藤する主人公の様子が伝わります。

結末も驚くような展開はありませんが、療養病棟という場所で主人公なりの働く意味を見出します。

ウラン

沖田✕華さん原作なので、しっかりと現実が描かれています。

もくじ

『お別れホスピタル』実写ドラマのネタバレ感想と評価レビュー

当サイトの評価 4.5

『お別れホスピタル』の感想を率直に申し上げると、静かながらも生死のあり方について考えさせられる良い作品でした。

原作を知っていたので、どんな作品になるか気になっていましたが期待以上でした。

個人的な感想は以下です。

面白かった点
  • 療養病棟という場所をリアルに描いている
  • 仕事仲間が良い人が多いので安心
  • 生死のあり方を考える作品だった
いまいちだった点
  • 最終話までが短い

上から順に1つずつ感想を述べていきますね!

療養病棟という場所をリアルに描いている

「療養病棟は、元気になって帰る人はほぼいない。」主人公、歩の言葉です。

療養病棟では、高齢になり病気になった人や精神疾患を抱えた状態で身体を悪くした人、若くして寝たきりの人など治る見込みが極めて低い患者さんが入院してきます。

食堂で大声を出して騒ぐ女性やコールを押しまくる気管切開のおじさんなど超リアル

朝の食事介助のドタバタ感もあるあるで医療関係者が見ても違和感が無く、共感すら覚えます。

療養病棟という場所は、患者さんにとっても家族にとっても希望というよりは終の場所。そんな場所で働く歩が日々葛藤する様子は痛いほど分かりました。

患者さんやその家族も療養病棟で過ごす日々にそれぞれの悩みを抱えていたり…介護やこれからのことなど暗い話題ばかりですが、これも現実。

ウラン

そんな中でも患者さんに明るく接する病棟メンバーは素敵でした。

認知症が進んだ患者さんやわがままを言う患者さんを上手く交わしているように見えて確実にダメージを受けている医療スタッフたち。

お風呂介助や病室でスタッフ1人に対して4人の患者さんを見なきゃいけないところ。患者さんが仕方なさそうに折り紙をしていたり、机に突っ伏していたりと、細かな部分も丁寧に作っていて感心しました。

ウラン

実際の現場に忠実過ぎて見入っちゃいました。

仕事仲間が良い人が多いので安心

『お別れホスピタル』では、療養病棟で働く仲間たちは本当に心ある人ばかりで見ていて安心できました!

実際には、なかなかそうはいかずに、1人は変な人が居るんですよね!歩の務める療養病棟は、医師も看護師長も介護士たちもみんな親切!

療養病棟に来るべくして来たような心の優しいスタッフばかりでした。歩も含め、優しいがゆえに日々心がすり減っているようでしたが、そこも綺麗事じゃなくて良かった。

人に関わるとやっぱりすり減りますし、相手が治らない病気や介護をしている家族となればなおさら疲れます。笑顔なんだけど、どこか疲弊している姿もリアルでした。

療養病棟は、医師と看護師や他の科との連絡がかなり密に行われています。お互いに忖度なく意見を言える環境は、死について考える場所では本当に必要だし素敵な職場だなと(切実)…

ウラン

スタッフが仲良しなのもいいですよね!

古い考えの医者が仕切っている療養病棟だと、生きがいよりも延命でもう目も当てられないことが多いので(色んな意味で)、広野先生の優しさには救われました!

何とかしようと、他科に繋いでくれる広野先生オドオドしているちょっと弱そうな男だけど、医師としての姿はカッコよかった!

ウラン

やるせなくて苦悶の顔でおにぎり食べるとこも良かった!

生死のあり方を考える作品だった

『お別れホスピタル』は、療養病棟ということもあり次々に患者さんが亡くなります。急変したり、病気が進んだり死が当たり前に描かれていました。

同じ病室で昨日まで話をしていた人が立て続けに死んでしまったり、患者さんの自殺もあります。

人の命があっけなく消えて行き、また同じ場所に別の誰かが入院してくる様子は異様でもありますが、歩たちには日常です。

歩が妹に「どうしてみんな死にたいんだろう?」と問いかける場面がありました。

歩は、決して死にたいと思う人の気持ちが分からないとかではなく、否応なく消えていく命を目の当たりにしているからこそ死を望むことを疑問感じたのだと思います。

いつも優しい患者さんがガンの痛みに悲鳴を上げて苦しむ姿を見て、腹を立てる歩。死は平等に訪れるし、いつ死ぬかも選べない。

死を目の当たりにしながら毎日生きている患者や家族たちと関わり合う中で歩の考えも変わり、死に向かう人に嘘でも良いから希望を持たせてあげたいと考えるようになりました。

歩の考えの変化には、生き死にが関わる場所で働く人たちはハッとしたのではないでしょうか?

ウラン

嘘でも希望を言うことは、ここでは決して無責任なことじゃないと思えました。

「死ぬ」ということが風が吹くように描かれ、死ぬときは誰もが急に居なくなる。そのことを忘れないように生きていたいなぁと思いました。

最終話までが短い

とても素敵な作品だったので、4話で終わってしまって寂しかったです。もっと見たかった!

歩の成長や同僚たちとの交流、広野先生のことももっとたくさん知りたかったなぁ。4話が本当に一瞬でした。

内容が濃いので凄く見た気にはなりますが、やっぱり4話は短い…凄く良い作品だったからなおさらそう感じました!

療養病棟というかなり攻めた内容が、短めのお話しになってしまったのか、描かれるものが死ばかりだから限界があったのかなぁとか色々考えたり…

ウラン

もっと長いドラマとして見たかったので残念でした。

歩も家族と何か訳アリみたいだったし、がんになってしまった若い患者さんのお母さんの話など。まだまだ気になることがたくさんありました。

難しい内容で、見た人によっては辛くなったり腹が立つような内容かもしれませんが、認知症が酷くなる患者さんの描き方にも敬意があったし、凄く良い作品で私はまだまだ見たかったです。

ウラン

患者さんや家族、医療者にも敬意のある描き方がされていました!

『お別れホスピタル』ドラマ最終話(4話)の内容&ラスト結末は?

歩たちは、寝たきりの若い患者さんのお母さんが誕生日に娘を家に連れて帰りたいと聞いて在宅チームと協力します。

しかし、直前になりお母さんは娘と自殺をしようとしていることが分かり歩たちは止めました。

実は患者さんのお母さんはガンになっており、自分が死んだら娘がどうなるか悲観しての行動でした。歩は、きっと本庄さんのことを思い出しましたよね。

「これ以上、死なせてたまるか。」という歩のセリフには力がこもっていました

この後、病院は若い患者さんのために誕生日会をします。本当に優しい…寄り添う医療ってこういうことだと思います。

もしも、明るい未来がなくても側に居てくれる居ようとしてくれる人がいるだけで安心です。歩たちは、自然にそれをやっているから凄いなぁと…

それからも、仲良しだった犬好きの患者さんが亡くなったり、同僚に下咽頭がんが発覚します。歩は、生きることについて嫌ほど考えさせられたと思います。

私は、アル中治療中のスタッフ南が自暴自棄になった時、同じアル中の患者さんが「お前は頑張ってここまで来たんだから、仕事をやめるな俺は未来のお前や。」と説得する場面が泣けました。

ウラン

この後スタッフが駆け寄って南の頭をわしゃわしゃするんですが、それもあたたかい。

死に向かう人から生きること教わるって変な感じだけど歩は、それでも死を止めることは出来ないと理解したようにみえました。

歩たちの何とかしたい、希望を叶えてあげたいという気持ちは患者さんや家族の精神の安定剤になっていました。

やるせないことも多い中で、葛藤しながら家族や患者さんが絶望して路頭に迷うことがないように道しるべになっていく歩たちがカッコ良かったです!

ウラン

最終話は、特に内容が濃かったです。

『お別れホスピタル?実写ドラマのみんなの感想・評判

『お別れホスピタル』を見た世の中の人たちはどんな感想を持ったのか、感想や評判を紹介していきたいと思います。

『面白かった』『面白くなかった』という感想に分けて紹介していきますね。

面白い!という口コミ感想

生きることについて考えさせられた。

生き死にについて考えさせられたという口コミがたくさんありました。

重い内容でしたが、希望や笑顔もたくさん描かれており、前向きに受け取れる作品でした。

ウラン

ジタバタしながら生きるって素敵な考え方です。

医療現場で働く人たちに寄り添う作品だった

現場で働いている人から共感した、仕事について考える機会ができたという感想がありました!

爪を綺麗に切ってくれていた。」私に何かあってもここの人たちなら安心できる。という家族のセリフは刺さりました。

ウラン

医療者にとっては、初心を思い出させてくれるようなお話しでした。

ひどい・つまらない!という口コミ感想

『お別れホスピタル』は面白くない、つまらないという感想はほとんどありませんでした!

一部声が上がっていた感想について紹介しますね。

もっと見たかった!

もっと続きが見たい、シーズン2をして欲しいという口コミがありました。

確かに4話って短かった!すぐに終わってしまいました。とっても素敵な作品だったのでまだまだ見たい…

ウラン

4話でもかなり濃い内容だったから終わって寂しかったです。

感想・評価のまとめ

この記事では、テレビドラマ『お別れホスピタル』のレビュー、感想を紹介しました。

あまり知る機会のない療養病棟という場所を舞台にした珍しいドラマでしたが、生きることについてたくさんの人が考えたのではないかと思います。

医療者も患者さんもその家族だってみんな同じ人間で、最期まで自分らしくいたいけどなかなか思い通りにはいかない…

だけど生きている間は、毎日笑ったり、怒ったりしながらいつか来る終わりまで生ききるしかないのかもなぁ。

ジタバタしながら、途中で急に終わってもそれも理不尽な神様が決めた人間のルールなのかもしれないです。

最終話を見たあとは何故か、前向きな優しい気持ちになりました。

ウラン

答えなんて無いんだけど、たくさん考えさせられる作品でした。

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※本ページの情報は2024年3月時点のものです。最新の配信状況は上記↑U-NEXTのサイトにてご確認ください。

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