ペイン・ハスラーズの評価とネタバレ感想！つまらない微妙みんなの評判は？

Netflixの『ペイン・ハスラーズ』を実際に観た感想を述べ、作品の評価をさせていただきます！

面白いのか・面白くないのか、視聴した人はどんな感想や評判なのかも気になるので調査しましたよ。

製薬販売員の話なので、これが実話を基にしていると思うと全くの無関係だとは思えず怖いですね。

『ペイン・ハスラーズ』のネタバレ感想と評価レビュー

当サイトの評価

4.3

ネットフリックスの『ペイン・ハスラーズ』を見た率直な感想は、ストーリーは読めるが飽きることなく最後まで見れました。

豪華キャストの演技力に見とれ、それだけでも見た価値があります。

ただ、実話を基に社会問題を描いている作品ですが、スポットが主人公のストーリーになっているかなと思いました。

個人的な感想は以下です。

上から順に1つずつ感想を述べていきますね！

テンポがよく最後まで飽きることなく見れる

主人公のライザ・ドレイクが製薬会社営業のピート・ブレナーに誘われ、家無し職無しから持ち前の人を見抜く観察眼で初対面の博士（ボス）の懐に入り見事製薬会社に入社。

その後も根性と運でお医者様に処方箋を書いてもらうことに成功し、新しく雇った従業員たちの志気を高め言葉巧みに成り上がっていくテンポ感が爽快です！

初めてのロナフェン使用患者や製薬会社の従業員たちの当時の心情や出来事を限られた時間の中で分かりやすくする為に、インタビュー形式で表現されていました。

会社のマーケティング部長が「2人ともクビだ！！」と怒っているにもかかわらずエミリーとピートは相手にせず、のらりくらりとかわし逆に「あの医者1人で今週の稼ぎは20万ドルだぞ」と小馬鹿にしている姿がニヤッとします。

社会問題がテーマですがクスッと笑えたり途中インタビュー形式のやり取りをはさんだり、難しい話や緊迫したシーンばかりではなくテーマの重さに見づらいと感じている人も見れる作品だと思います。

主演『エミリー・ブラント』の演技力！

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』『クワイエット・プレイス』などで女優賞を受賞したエミリー・ブラント。

本作では製作指揮も担当しています！

ペイン・ハスラーズでは持病がある娘を１人で育て、自身の力で夢を掴み取り会社の不正にも立ち向かう芯の強い女性を演じました。

時折見せる娘とのじゃれあいや初めての契約が取れた時のお茶目なエミリーは可愛すぎて口角が上がってしまいました(笑)

また、映画の冒頭ではストリッパー姿で美ボディを惜しみなく披露！

製薬会社で稼ぐにつれ衣装もリッチになり、グリーンやピンクなど原色が多くどれもエミリーのボディラインが美しく映されていました。

エミリーのセクシーで力強い瞳に魅了され目が離せなくなります！

その他キャストの見どころ

ピート・ブレナー役（クリス・エヴァンス）

『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』で知られているクリス・エヴァンス。

ライザとの初対面では泥酔しうまいことを言って製薬会社に勧誘し、堂々とライザの経歴を詐称します。

とにかく口が悪くライザに対してすぐ怒鳴りつけ他の役員には大きい態度で接しますが、博士の言うことは何でも聞く典型的なゴマすり男でした。

会社の面接では自分好みの女性を雇い最終的には子供が出来て結婚しています。

自信たっぷりで口がうまく堂々とルール違反をするクズ男を見事演じ切りました！

最後の着ぐるみでのラップシーンは人気のようです(笑)

フィービー・ドレイク役（クロエ・コールマン）

ライザの娘のフィービー・ドレイク役のクロエ・コールマン。

フィービーはてんかんを患っており作中でも痙攣のシーンがありましたが、とてもリアルで見ていて恐怖を感じました。

エミリーとの母と子供の演技はとても仲のいい親子に見え、特に2人でポップコーンを食べながらベッドでTVを見るシーンは微笑ましく思いました。

後半の病気が悪化してトイレで泣き崩れるシーンは本当に心が締め付けられました。

出演時間はそこまで多くはないですが、その演技力と愛らしい笑顔で心にとても残りました。

ジャック・ニール役（アンディ・ガルシア）

博士のジャック・ニール役のアンディ・ガルシア。

最初は優しく「沈むにしても自分の信じたものにぶつかり沈みたい」と言っていた博士でしたが、会社が成功し大きくになるとプレッシャーから奇行に走り金儲けに貪欲なヒステリーな老人になりました。

子供の癇癪のように叫んだり落ち着いて優しく語りかけたりと、感情の起伏が激しく自身で上手くコントロール出来ていない演技がすごかったです。

人間がプレッシャーに追いつめられるとこうなるんだろうなと思いましたし、その変化が本当に同じキャラクターなのか疑うほどの演技でした。

社会問題をテーマにしているが主人公のストーリーが重視？

テンポがよく見やすいのですが、実際に起きた製薬会社の不祥事を基に作成された映画にしては薬の過剰摂取の恐ろしさや、それにより家族や友人を亡くした人たちの痛みが伝わりにくく、主人公にスポットをあてたヒューマンドラマだと感じました。

主人公ライザと知人の旦那さんが亡くなった時のシーンがあっさりしており、ご家族に会いに行った時や最後の裁判所の時も奥さんは無言で怒っているような悲しい表情のみ。

時には何も言われないのが1番辛いという無言の圧力なんだろうけど、ここでもう少し遺族の怒りと悲しみを表現すれば見ている人に更に危機感が伝わったのではないでしょうか。

『オピオイド危機』に興味を持ってペイン・ハスラーズを見た人にとっては物足りないストーリーだと思います。

王道すぎるスートリー

職無し家無し金無しのシングルマザーが病気持ちの娘の為に奮闘し成りあがり、自分の良心と葛藤しながらも会社の不正に巻き込まれていくが考え直し罪を認めハッピーエンドというTHE王道ストーリー。

会社も生活も順調に進んでいたが博士（ボス）がおかしくなり少しずつ歯車がずれていった時に、娘の手術が早急に必要となり、1番最初の顧客（お医者様）が捕まったり、ロナフェンを使用していた知人が亡くなったことを知ったりと急降下。

ここの急降下のストーリーがポンポンと進んでいき、気付いたら娘の手術が終了しており手術代問題がどう解決したのかあやふやでした。

博士（ボス）の家のメイドさんが亡くされた奥さんと同じ顔（？）で最後の遺族のインタビューでは1番最後に男性の写真を持って登場しますが、その女性だけ紹介がなく最終的に正体が分からず個人的にモヤモヤしています。

全体的につまらない訳ではないのですが、『あぁ、やっぱりそうなるか～』となってしまいます。

『ペイン・ハスラーズ』のみんなの感想・評判

◆配信開始
Netflix映画『ペイン・ハスラーズ』（アメリカ）

ミリー・ブラント、クリス・エヴァンス出演。

製薬会社で営業職に就いた野心家のシングルマザー。
生活苦を解消してくれるはずの仕事の実態は、手段を選ばず強力な鎮痛剤を売り込む営業チームだった。… pic.twitter.com/U2PWQankvr

— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) October 27, 2023

ペイン・ハスラーズを見た世の中の人たちはどんな感想を持ったのか、感想や評判を紹介していきたいと思います。

『面白かった』『面白くなかった』という感想に分けて紹介していきますね。

面白い！という口コミ感想

エミリー・ブラント×クリス・エヴァンス

Netflix『ペイン・ハスラーズ』(2023)
生活苦のシングルマザーが弱小製薬会社の営業職に就く。みるみる成果を上げ会社も規模拡大し上場するが…。金儲けに目が眩み一線を越えてしまったヤバい実話。営業合戦がケバい〜(笑) クリエヴァの悪役が板についてきた！ど根性のエイミーも好き！
→ pic.twitter.com/QjGeOcGVbM

— めめ🎬 (@meme440107) October 29, 2023

「ペイン・ハスラーズ」　オピオイド危機を題材にした社会派サクセスストーリーでヒューマンサスペンス映画。エミリー・ブラントとクリス・エヴァンスの演技バトル、製薬会社のサイコぶりが怖すぎる😰 pic.twitter.com/4Yl1vJbpQQ

— daiyuuki (@daisukesuzjapan) October 27, 2023

ペイン・ハスラーズ(Netflix)

鎮痛薬オピオイド中毒を蔓延させたアメリカの製薬会社を題材にした作品。ウルフ・オブ・ウォールストリートを彷彿とさせる内容。どん底から成り上がって行くシングルマザー役のエミリー・ブラントの演技とファッション、クリエヴァのラップが見所😆 pic.twitter.com/eZRfkFvrhQ

— Sunny (@sunnymacken) October 28, 2023

面白い

#ペイン・ハスラーズ #Netflix
シングルマザーの成り上がりから顛末まで、既視感あるプロットも社会性のある題材、ぶれない倫理観が一貫していて、綺麗にまとまり見やすかったです。
主役のやさぐれストリッパー、キャップのコスプレラップが印象に残りました。 pic.twitter.com/3IF6Y7JbRo

— 野良猫 (@shachiku_cat) October 29, 2023

『ペイン・ハスラーズ』🥼
製薬業界版ウルフ・オブ・ウォールストリート！これは配信だけではもったいない良作…成り上がっていく様と落ちていく様の落差が雪崩式垂直落下で最高でした。現代の実話ベースというのがまた驚き。ハリポタシリーズのデヴィッド・イェーツ監督は見事な手腕。Netflixにて👉 pic.twitter.com/m2xkMedIy9

— まー🧜 (@marthisistheway) October 28, 2023

ひどい・つまらない！という口コミ感想

ウルフ・オブ・ウォールストリートみたいという感想がいくつかありました。

ペイン・ハスラーズって映画、ウルフ・オブ・ウォール・ストリートって感じ

— 外道ともき🍋 (@gedow_tomokiEX) October 28, 2023

Netflix映画『ペイン・ハスラーズ』エミリー・ブラントとクリス・エヴァンス出演！オピオイド系鎮痛薬を全米に広めた製薬会社の異常さを内側から暴いた社会派コメディ！スコセッシのウルフ・オブ・ウォールストリートみたいだけど、全体的に突き抜けた部分がない気が…https://t.co/a6ou3h0ie6

— コーヒー＆ベルベット/CineMag(伊良波航太) (@movie_crisis) October 27, 2023

感想・評価のまとめ

以上がネットフリックスの『ペイン・ハスラーズ』の評価と感想でした。

1つの映画としては最後まで飽きず、豪華キャストを堪能でき大満足でした！

本作のような社会問題にスポットを当てた作品には恋愛要素をあまり必要性を感じないので、最後までエミリーとピートが恋愛関係にならずホッとしました。

ですが、テーマ重視で考えるとどこの部分を伝えたかったのかくみ取ることは難しかったです。

実話の社会問題をテーマに作成された重苦しい雰囲気の映画が苦手な人でも見れる作品ですので、是非見て興味が惹かれなくても世の中には実際にこのような問題があるということを知ってもらうには良い作品だと思います。