映画『雪山の絆』の評価とネタバレ感想!事件は実話で人肉シーンなどがあって怖い?みんなの評判は?

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映画『雪山の絆』の評価とネタバレ感想!事件は実話で人肉シーンなどがあって怖い?みんなの評判は?

Netflix映画『雪山の絆』を実際に観た感想を述べ、作品の評価をさせていただきます!

面白いのか・面白くないのか、視聴した人はどんな感想や評判なのかも気になるので調査しましたよ。

この記事の内容
  • 映画『雪山の絆』の評価
  • 映画『雪山の絆』を観たネタバレ感想!つまらない?面白い?
  • 映画『雪山の絆』のみんなの口コミや評判

『雪山の絆』は、2024年Netflix配信スタートの社会派作品です。

スペイン監督J.Aバヨナの作品で、スペイン映画とあまり私たちには馴染がない作品でした。

ウラン

実話を元にした、超シリアスな社会派作品!人肉を食べて生きなければいけない過酷な状況に追い込まれた生存者たちのリアルを描いています。

もくじ

映画『雪山の絆』のネタバレ感想と評価レビュー

当サイトの評価 4.6

Netflix映画『雪山の絆』の感想を率直に申し上げると、そこらへんのホラー映画よりだいぶ怖い。

絆という言葉がタイトルに入っているのが、似つかわしくないくらい絶望に次ぐ絶望でした!

個人的な感想は以下です。

面白かった点
  • 飛行機事故の悲劇が生々しく描かれている
  • どんな絶望の前にも生きることを選んだ登場人物たちに希望をもらえた
いまいちだった点
  • 絶望的な映像が続くので滅入る
  • 登場人物たちが似ていて分かりにくい

上から順に1つずつ感想を述べていきますね!

飛行機事故の悲劇が生々しく描かれている

飛行機事故が起きたらをテーマにした映画は、今までにも多くありました。

『雪山の絆』は、飛行機が雪山に墜落し、人々が絶望の中で1人また1人と死んでいく場面が、生々しく描かれています。

雪山で遭難すると、錯乱したり幻覚を見たりと聞きますが、まさにその通り。

墜落した飛行機の中で迎える夜は恐ろしく、寒さにより錯乱した人々の絶叫や意味不明な叫び声が響き渡ります。

そして、墜落事故により負傷した人間が翌朝には顔に凍った血を貼り付かせながら息絶え、また夜が来る…

こんな絶望の中で生き残った人たちは、生きようと身を寄せ合い試行錯誤をします。

寒さで、思考判断力が落ち飢えと乾きの中で死なないようにすることの恐怖を感じました!

どこまで行っても真っ白な世界、逃げ場がない絶望がこちらまで伝わります。

ウラン

雪山めちゃくちゃ怖いです。死に方が壮絶…

どんな絶望の前にも生きることを選んだ登場人物たちに希望をもらえた

『雪山の絆』では、絆という言葉が陳腐に思えるほど、絶望が連続します。

食べるものもない、救助も来ない、仲間は死んでいく…

そんな、どうにもならない状況下でも生きることを諦めない登場人物たちの姿が描かれています。

彼らがしたことは、一般的には誹謗中傷にさらされてしまうような行為だったと思います。

しかし、その行為の善悪などは、あの雪山で絶望を経験した者にしか分からないことだと感じました。

実際に冒頭シーンで「過去に戻らねば」というセリフがあったり、遺品を大切に扱う場面も幾度となく描かれています。

起きた出来事に1番傷つき、苦しんでいたのは当事者たちであったことがよく分かります。

それでも、生きていくことを選びお互いに鼓舞し合う姿を見たときには大きな希望を感じました。

救助された時の黒く汚れたガリガリの身体は、生きようとした証…

生半可な気持ちで生存を選んだんじゃないということがよく分かる印象的な場面でした。

ウラン

救助された後のストーリーは、何も知らない外野が色々言うことの愚かさも感じさせる場面です。

絶望的な映像が続くので滅入る

『雪山の絆』では、冒頭の青年たちの、爽やかな日常シーン以外は全て目を伏せたくなるような悲劇の連続。

墜落事故で死んだ仲間、生き残った仲間も負傷や凍死で次々と死んでいきます。

食糧が底をついた生存者たちは、死んだ仲間の身体を食べ始め…

でも、生き残るための選択に正解も不正解もないし、あの絶望的な状況下で私だったらどうするか。 

仲間の人肉食べるだけでも、気が滅入りますが何と避難していた飛行機が吹雪に遭います。

そして、さっきまで話していた仲間は息絶え…

この世の全ての地獄を凝縮したような映像の連続に気持ちが落ち込みます。

生まれた希望は、打ち砕かれ、極寒の中助けもきません。

見ているだけで苦しくなるので、心に余裕があるときにみることをオススメします!

ウラン

打つ手なし!とはこのことかというような状況でした!

登場人物たちが似ていて分かりにくい

『雪山の絆』を視聴していると、1時間位で登場人物みんな似ている問題が勃発しました!

名前はまず、長すぎて覚えられないか馴染みない発音過ぎて頭に入りません。

さらに登場してくる男子たちは、みんなそっくり!

さっき亡くなった登場人物がまた出てきていると思ったら違う人だったり…

後半からメインメンバーが4人くらいに絞られるので少し見分けはつくようになりますが、救助後にはまた分からなくなります(笑)

救助後は、裸にされて生存者たちはシャワーを浴びますが、正直みんな一緒に見える!

なんなら亡くなった人じゃないっけ?とまで思いました!

遭難のせいで、長い髪にヒゲを蓄えているともはや…

もう少し何か、ニックネームのようなものがあれば良かったかもしれませんね。

ウラン

顔が本当に似ているんです!誰が誰か分からずに困りました。

映画『雪山の絆』のみんなの感想・評判

『雪山の絆』を見た世の中の人たちはどんな感想を持ったのか、感想や評判を紹介していきたいと思います。

『面白かった』『面白くなかった』という感想に分けて紹介していきますね。

面白い!という口コミ感想

内容は重いが、人間ドラマが良かった

寒さによる幻覚、錯乱、食人など地獄のような場面が連続の『雪山の絆』

しかし、そんな極限の状況下でも仲間を想い、死んだ人々に敬意を示す場面も多く心揺さぶられたという感想が多くありました!

絶望の中でも助け合える強い心には感服です。

ウラン

発狂しそうな環境で仲間を想えるか、考えさせられました。

劇場で見たいくらい素晴らしい作品だった

『雪山の絆』は、音響や映像があまりにもリアル…凄すぎて劇場で見たかったという感想もありました。

劇場で見れないことが残念だなんて、最高の褒め言葉ですよね。

雪山の美しい景色は、自然への畏怖や人間のちっぽけさをまざまざと表していてスクリーンで見たら感動だと思います!

ウラン

美しさと絶望が混在する映像は、神々しかったです。

ひどい・つまらない!という口コミ感想

Netflix映画『雪山の絆』は面白くない、つまらないという感想はほとんどありませんでした!

一部声が上がっていた感想について紹介しますね。

墜落シーンがトラウマ級

『雪山の絆』の楽しそうな冒頭シーンから、一変…

不穏な音、一瞬の違和感が繰り返された直後、一気に墜落シーンに変わります。

音や映像があまりにもリアル!

人間の努力や頑張りでは、どうにもならないこの墜落シーンはトラウマだと表現する人もいました。

ウラン

目を伏せたくなるような場面でした

感想・評価のまとめ

この記事ではNetflix映画『雪山の絆』の評価、レビューを紹介しました。

生きることは何か、逃げ場の無い雪山でのサバイバルにはショッキングな場面もありました。

しかし、それ以上に人間としての尊厳を失わなかった遭難者たちに敬意を示したくなる作品でした。

実話がベースということで、私たちも自然に対する認識や畏怖の念を見直す機会になると思いました。

ウラン

ジャンル、ホラーでもいいように思います。

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